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ようこそ!

世界で一番大きなピアノ指導者団体 American College of Musiciansが主催する『米国ギルド・ピアノ検定試験』の参加者申し込みがスタートします。

 

2024年に日本で開催されるギルド試験は日米を繋いでのオンライン審査、米国へ演奏録画を送る録画審査、そしてACM米国本部が日本へ審査員を派遣をして開催される審査員対面審査の3つの方法で開催される予定です。

 

1929年にスタートした米国ギルド・ピアノ検定試験は「課題曲なし、演奏時間の指定なし、年齢制限なし」という、オープンな中にもアカデミックな要素がしっかりと組み込まれたピアノの検定試験です。

 

プログラムの支持を立証するかのように、毎年アメリカを中心に11万8000人の参加者が850の地域で参加をしており、89年経った昨今でもギルド試験の参加者は増え続けています。過去の参加者の中には子どもの頃のヴァン・クライバーンや、アメリカを代表するピアニストの多くが含まれます。

 

国際審査員が米国本部より派遣されて審査を行います。「全て英語で行われますか?」という質問をいただきます。審査員は演奏を聴きにきているので、英語が喋れなくても大丈夫です。

 

特に現在ピアノを学ばれている生徒さんでインターナショナルスクールに通っている方、アメリカのピアノ教育に興味がある方、お子さんの演奏がアメリカではどのように評価されるのかご興味がある方・・・

 

ACM米国本部と日本支部は協力しながらアメリカで経験できるチャンスを日本でも可能にしています。

お陰様で前回の開催に増して今年度はさらに賑やかな開催の運びとなる予定です。

 

1年に1度のこの機会を、お見逃しなく!

【ギルド試験の歴史】

 

米国ギルド・ピアノ検定試験はアメリカの国際ピアノコンクールとしても有名な、ヴァン・クライバーン国際コンクールの創始者、ヴァンクライバーンのお母様と、当団体の創立者イリル・アリソンが、「課題曲をマスターするのではなく、マスターに子供達の日々の演奏を聴いてもらう」という目的で「課題曲、演奏曲が自由」という、当時でも大変珍しい絶対評価で行うピアノの試験を42名の生徒たちと始めました。

 

第1回のギルド試験の審査員を努めたのはアメリカのピアノ教材の一つ、トンプソン現代ピアノ教本の著者として有名な、ジョン・トンプソン(ピアニスト、作曲家、教育者)で初回は大成功におわりました。以後、ACMは時代と共に発展をしながらピアノ指導者団体としてピアノ教育の底上げに携わっています。

 

昨今ではACM米国本部には11万人のピアノの指導者が登録しています。指導者の教育理念を尊重し、そしてピアノ指導者団体として社会的に中立な立場を保つため、ACMはアメリカ国外の出版社や楽器店などとは提携をしておらず、営利の目的に繋がるギルド試験の教材の販売なども行っておりません。

 

日本では2016年に当時、都内の老舗のインターナショナルスクールに通う子供達や保護者の方から「アメリカと同じピアノ教育をぜひ日本でも」というリクエストがあり、第1回の日本開催がスタートしました。

 

日本にお住まいで、海外で指導の経験が豊富なでピアノ指導者の方、日本国内で指導経験が豊富な先生方、 そしてこれからのピアノ教育を引っ張るであろう、若く活力溢れた先生方のお力添えもあり、パンデミックを乗り越え、喜ばしいことに今年で8回目の日本開催が実現します。

 

ACM日本支部は米国ピアノ指導者団体の一部の理念「大きなカシの木も、小さなドングリの木から育つ〜大きな業績も出発点はささやかなことから〜」(Great oaks from little acorns grow.)を胸に、携わる生徒さんの経験が上質なものとなるように日々まい進しています。

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